【書評】 全人見知り必読の書!「話しかけなくていい!会話術」(後編)

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今回は、木村隆志さんの著書「話しかけなくていい!会話術」の書評後編です。

前編はこちら。

【書評】 全人見知り必読の書!「話しかけなくていい!会話術」(前編)

2016.02.13

会話を盛り上げるテクニック3選(応用編)

さて、前編は話しかけれられるテクニック(基本編)でしたが、後編の今回は応用編です。

前回紹介した話しかけられるテクニックに比べるとやや難易度は上がりますが、「これができればより会話が盛り上がるだろうな」と感じたものを人見知りのわたし目線で3つ選んでみました。

「です」を3段活用すべし

「です」の3段活用とは具体的に「○○ですか(理解)」「○○ですね(寄り添い)」「○○ですよ(癒し)」の3フレーズのことです。

コンサルタントやセラピストが使っているテクニックだそうで、木村さんによると相手の話をじっくり聞き、理解・共感する姿勢を見せながら癒すことができるそう。

「○○だったんですか」「○○は大変ですね」「○○はつらいですよね」といったように短いフレーズで相手に返事をします。ただし口先だけではなく、相手への優しさを忘れずに感情を込めて言うことがポイント。

単純だけど、奥が深そうです。今後の会話で意識してみたいと思います。

口数の少ない人にはハイテンポな一問一答をすべし

人見知りにとって、相手も口数の少ない人見知りだったときほどつらいことはありません。いつも沈黙や気まずさに襲われ、自分の会話スキルのなさをまざまざと見せつけられるかのように感じてしまいます。

そんなときに役立ちそうなのがこのテクニック。

会話術の本ではよく「オープンクエスチョンで会話を盛り上げよう」といったテクニックを目にします。

オープンクエスチョンとは、制約を設けず相手に自由に答えてもらう質問のことで、「AかBか/イエスかノーか」で答えられるような質問はクローズドクエスチョンと言います。

オープンクエスチョンは会話が広がりやすい反面、考えなければならないので答えにくいこともあります。質問する側としても、どう質問するかが難しいように思います。

しかし、ここで挙げられているテクニックで重要なのは「テンポ」です。

口数の少ない相手にはまずスッと答えやすいクローズドクエスチョンをいくつか投げかけてウォーミングアップし、面白そうな答えが返ってきたときにはすかさず関連したクローズドクエスチョンを投げかける。

そうすることで、徐々に会話を盛り上げることができます。

一発で盛り上がる話題を見つけるのではなく、数打ちゃ当たる方式で相手のツボを探すわけですね。

人見知りにはややハードルが高いかもしれませんが、これを意識するだけでもかなり気がラクになりそうです。

グループの会話では発言を中継すべし

グループでの会話というのも、人見知りは苦手とする分野でしょう。

発言する機会を探しているうちに何も発言せずに終わったり、逆に調子に乗って話しすぎて後から後悔の念に襲われるなどとにかくうまく話せた試しがありません。

そんな悩みを解消してくれるのがこのテクニック。

方法は簡単で、メンバーの発言を聞いて、それを別のメンバーに振り直すだけ。

例えばAさんの発言に対して「Bさんはどう?」「Cさんも○○じゃない?」といったように別のメンバーに話を振るのです。

なるほど、やはり基本スタンスは「他の人に話してもらう」ことにあるのですね。勉強になります。

真面目すぎると堅苦しくなるので、気軽に聞くのもポイントだそうです。

まとめ

会話を盛り上げるテクニック3選(応用編)、いかがだったでしょうか。

この本では他にも「混雑していたら、複数のターンを使い分ける」「相手に『水戸黄門』をやってもらう」など、目次を見ただけでも気になるようなテクニックが満載。

また、本のいたる所に手書きのイラストがあり、それも見ていて楽しいです。

最後に、著者の木村さんがプロローグで仰っていた言葉を紹介します。

「会話なんて上手くなくてもいいんだよ」
「上手くなりすぎると、むしろ好かれないよ」

あなたの人生が、多くの人々に囲まれて、笑顔であふれたものになるように、少しでも役立てばいいなと願っています。

人見知りの背中を優しくポンと押してくれるかのような木村さんの言葉に、心があたたかくなりました。

手元に置いて何度も読み返したい、バイブル的な一冊です。

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