ぱっかーん奮闘記 5 : 「外」の殻とわたし -2度目の挑戦とわたしを救ってくれた言葉-

pakka-n

スポンサーリンク

この連載について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。(過去記事へのリンクもあります)

新連載「ぱっかーん奮闘記」はじめます!

2015.11.30

徐々に変わり始めた想い

中学2年生のときに英語の暗唱大会に挑戦したことで、わたしは自分を変えるための大きな一歩を踏み出すことができました。

さらに、「1年後の大会で市の予選を通過したい」という想いが自然と芽生え、自ら人前に立つことを選んだのです。

そして中学3年生のとき、わたしは宣言通り再び英語の暗唱大会に挑みました。

2年生のときのように頑張りましたが、このときは頑張ったというよりも、何よりその過程を楽しんでいたように思います。

 

スピーチする文章は、どんなものにしよう?

どんな風に間をとれば、より効果的だろう?

ここは速く読んだ方がいいかな?

ここはゆっくり読んだ方がいいかな?

 

1年前は余裕がなくて必死でしたが、2回目となると心にほんの少し余裕が生まれ、そんなことを考るようにもなっていました。

わたしの心を救ってくれた言葉

そして迎えた本番当日。

大会は午後からの開催だったため、午前中はいつも通り中学校に登校しました。

朝、いつも通り学校へ登校すると、廊下で窓を開けている国語のS先生に偶然出会いました。

「みやちゃん、おはよう」

「おはようございます」

先生と挨拶を交わし通り過ぎようとすると、「あ、みやちゃん」とわたしを呼び止めたS先生。

「今日は英語の暗唱大会本番やんね」

「はい、そうです。頑張ってきます!」

そう答えたわたしに対し、S先生はとても意外な言葉を返しました。

 

「頑張らんでいいよ。」

 

え?と思ったわたしに対し、S先生はニッと笑ってさらにこう続けました。

 

「みやちゃんがいままで頑張ってたの、知ってるから。もう今日は、頑張らんでええんとちゃうか?楽しんできたらええねん。」

 

まさかそんな言葉をかけられるなんて、想像もしていませんでした。

だって、英語の暗唱大会に出るというわたしに対し、クラスの友達や先生はみんな「頑張れ」と応援してくれていたから。

みんなの気持ちが嬉しいし、頑張る原動力にもなっていた。

でも、それが自分でも気付かないうちにプレッシャーに感じていた部分もあったのだということに、その瞬間気付いたのです。

S先生に「頑張らなくていい」と言ってもらえたことで、そのとき初めてわたしの肩の力がすっと抜けました。

「ありがとうございます」

泣きそうな気持ちをこらえてそう答えたわたしの心は、「ああ、きっと大丈夫だ」というあたたかい安心感で満たされていました。

2度目の挑戦、その結果は・・・

いざ本番になるとやはり緊張はしましたが、スピーチは無事に終えることができました。

ぷるぷる震えて顔も真っ赤になっていただろうけど、1年前のわたしとはきっと違っていただろうと思います。

そして残りの参加者のスピーチも終わり、いよいよ結果発表のとき。

スピーチのときとはまた違ったドキドキ感がありました。

予選通過者の名前が、ひとりずつ発表されていきます。 隣や後ろなどあちこちから、喜びの声が聞こえてきます。

 

あ、わたしじゃない。また違う。

もう呼ばれないかな。やっぱり予選通過なんてできるわけないか・・・。

 

諦めかけたそのときでした。

 

「・・・中学校、みやさん」

 

ファッ!? えっ、いま、わたし呼ばれた? まじかーーーーー!!!

自分の名前を呼ばれた瞬間、頭が真っ白になりました。脳内大パニック(笑)

 

「嘘やろ・・・」

 

こうして見事1年前のリベンジを果たしたわたしは、府の大会へと進めることになりました。

しかし府の大会に出る前にもうひとつ、乗り越えなければならない試練が待ち受けていたのです。

 

To Be Continued…

続きを読む

ぱっかーん奮闘記 6 : 「外」の殻とわたし -行動の末に見出だした大きな希望-

2015.12.09

前回の記事を読む

ぱっかーん奮闘記 4 : 「外」の殻とわたし -人前で話すことへの挑戦-

2015.12.05

スポンサーリンク

pakka-n

「面白い」「参考になる」と感じたら、ぜひシェアしてください!