エックスサーバーからConoHa+KUSANAGIにブログを移行した手順

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2週間ほど前からConoHa+KUSANAGIの環境でサブブログの運営をはじめました。

元々はエックスサーバーで運営していたこの『みやの宝箱』も無事に同環境への移行が完了しています。

そこで今回はエックスサーバーからConoHa+KUSANAGIにブログを移行した手順をまとめておきたいと思います。

環境によって手順や方法が異なる可能性もあります。実際に移行される際は自己責任でお願いします。

なお、ConoHaについては『ConoHaを使ってみた感想まとめ』を、KUSANAGIについては『KUSANAGIを使ってみた感想まとめ』を、サブブログをはじめた経緯については、『サブブログはじめました』をそれぞれご参照ください。

移行手順

まず、ざっくりとした移行手順は以下のとおりです。

移行前に使っていたサーバ(エックスサーバー)を「旧サーバ」、移行後に使っているサーバ(ConoHa)を「新サーバ」と記載しています。
  1. バックアップ用プラグインで旧サーバのバックアップを取る
  2. 移行用プラグインで旧サーバの画像以外のデータをエクスポートする
  3. 新サーバにWordPressを新規インストールする
    1. ConoHaにKUSANAGIの仮想マシンイメージを作成する
    2. 作成した仮想マシンにログインし、KUSANAGIの初期設定をする
    3. KUSANAGIでWordPressを使用するためのプロファイルを作成する
    4. ローカルのhostsファイルを変更する
    5. WordPressをインストールする
  4. 移行用プラグインで新サーバに画像以外のデータをインポートする
  5. SFTPで新サーバに画像データをアップロードする
  6. 新サーバでブログの表示を確認する
  7. DNSの設定を切り替える

プラグインを使わずに移行する方法もあるのですが、個人的にデータベースを触るのが苦手なのでプラグインを使っています。

では、各手順について詳しく見ていきましょう。

バックアップ用プラグインで旧サーバのバックアップを取る

BackWPup」というプラグインを使って手動で旧サーバからブログのバックアップを取得し、ローカル(自分のPC)に保存します。

BackWPupを使って手動でブログのバックアップを取得する方法については、『BackWPUpで確実にWordPressのバックアップを取る方法』という記事を参考にしました。(「2.手動バックアップの方法」の部分です。)

今回の移行作業で使用するのは一部のデータだけですが、何らかのトラブルが発生しても元の状態に戻せるよう、念のため全データのバックアップを取っておきました。

移行用プラグインで旧サーバの画像以外のデータをエクスポートする

All-in-One WP Migration」というプラグインを使って旧サーバからブログの画像以外のデータをエクスポートします。

All-in-One WP Migrationを使ってデータをエクスポートする方法については、『WordPressのお引っ越しプラグインはAll-in-One WP Migrationが最強』という記事を参考にしました。(この時点で実施するのは、データのエクスポートとダウンロードまでです。)

画像以外のデータをエクスポートしたので、エクスポートの際に「Do not export media library (files)」という項目にチェックを入れました。

ちなみに画像以外のデータをエクスポートしたのは、画像も含めたブログ(みやの宝箱)の全容量が512MBを超えていたからです。

All-in-One WP Migrationでは、512MBを超えるデータを扱えないのです。(正確には、旧サーバでのエクスポートはできるのですが新サーバへのインポートの際にアップロードできるファイルサイズが512MBまでという制限があってエラーになります。)

そのため、画像データ以外のデータをこのプラグインを使って移行し、画像データのみ手動で移行するという流れにしました。

なお、ブログの移行に使われるプラグインとしては「Duplicator」も有名なようです。

今回の移行でも最初はこのプラグインを使おうとしましたが、エラーが出てそれを解消するのが面倒そうだったのでAll-in-One WP Migrationを使うことにしました。

新サーバにWordPressを新規インストールする

ここからは新サーバでの作業です。まずは新サーバにWordPressを新規インストールします。

ConoHa+KUSANAGIを新規に設定する場合は、冒頭のざっくりとした移行手順にも書いた以下の手順で設定が可能です。

  1. ConoHaにKUSANAGIの仮想マシンイメージを作成する
  2. 作成した仮想マシンにログインし、KUSANAGIの初期設定をする
  3. KUSANAGIでWordPressを使用するためのプロファイルを作成する
  4. ローカルのhostsファイルを変更する
  5. WordPressをインストールする

基本的には各項目にリンクしてあるページの手順を参考にして作業が進められますが、以下でそれぞれの項目について補足します。

ConoHaにKUSANAGIの仮想マシンイメージを作成する

KUSANAGIの推奨環境は「メモリ4GB」以上となっていますが、わたしはメモリ1GBのプランでKUSANAGIを動かしています。現状はアクセス数もそこまで多くはなく、動作に問題もありません。

また、仮想マシンイメージの作成が完了したら、ConoHaのコントロールパネルから「サーバー」ボタンをクリックしてサーバーリストを開き、作成したサーバのネームタグをクリックしてネットワーク情報のIPアドレスをメモしておきます。

作成した仮想マシンにログインし、KUSANAGIの初期設定をする

特に補足はありません。

KUSANAGIでWordPressを使用するためのプロファイルを作成する

「5. ホスト名の設定」では、旧サーバで使用しているホスト名を設定します。例えば『みやの宝箱』であれば、「miyatore.com」と設定しました。

データベース名などは、旧サーバと揃えておく必要は特にありません。

ただし、この後WordPressをインストールする際にこのとき設定したデータベース名ユーザー名パスワードを入力する必要がありますので、設定した内容はメモしておきます。

ローカルのhostsファイルを変更する

ブラウザから新サーバのWordPressにアクセスするために、ローカルのhostsファイルを一時的に変更します。

hostsファイルの変更方法については、『Macのhostsファイルをテキストエディタで編集する方法』という記事を参考にしました。

ここで「ConoHaにKUSANAGIの仮想マシンイメージを作成する」の手順でメモしたIPアドレスを使用します。

仮に新サーバのIPアドレスが「xxx.xxx.xxx.xxx」だった場合、hostsファイルの最終行に以下のような一文を追加します。

xxx.xxx.xxx.xxx   (ブログのドメイン)

例えばわたしの場合だと、「xxx.xxx.xxx.xxx   miyatore.com」という一文を追加しました。

こうすることで、自分のPCのブラウザから「https://miyatore.com」にアクセスした際に新サーバにアクセスすることができ、次のWordPressのインストールに進むことが可能となります。

ただし、hostsファイルを変更する際には念のためにファイルのバックアップを取っておくことをオススメします。

WordPressをインストールする

「2. データベース接続情報の設定」には、「KUSANAGIでWordPressを使用するためのプロファイルを作成する」の手順でメモした値を入力します。

「4. 必要情報の入力」には適当な内容を入力します。というのも、このあとAll-in-One WP Migrationでデータをインポートするとそれらのデータも上書きされるので。

ただし、All-in-One WP Migrationを新サーバのWordPressにインストールして操作する必要がありますので、管理画面にログインできるようユーザー名パスワードに入力した内容はメモしておきます。

移行用プラグインで新サーバに画像以外のデータをインポートする

移行用プラグインで旧サーバの画像以外のデータをエクスポートする」の手順でエクスポートしたデータをインポートするために、新サーバにインストールしたWordPressにもAll-in-One WP Migrationをインストールする必要があります。

ですが今の設定では新サーバのWordPress管理画面からプラグインを追加することができないので、SFTPを使って新サーバにAll-in-One WP Migrationのファイルをアップロードします。

SFTPの使い方についてはここでは詳しく解説しませんので、やり方がわからなければご自身で調べてみてください。ちなみにわたしはFileZillaというソフトを使っています。

All-in-One WP Migrationの公式ページからzipファイルをダウンロードして解凍し、新サーバの以下のフォルダ内に解凍したフォルダごとアップロードします。

/home/kusanagi/(設定したプロファイル名)/DocumentRoot/wp-content/plugins

All-in-One WP Migrationのアップロードが完了したら、「WordPressをインストールする」の手順でメモしたユーザー名とパスワードを使って、新サーバにインストールしたブログの管理画面にログインします。

管理画面にログインした後は、All-in-One WP Migrationを使ってデータをインポートします。

All-in-One WP Migrationを使ってデータをインポートする方法については、『WordPressのお引っ越しプラグインはAll-in-One WP Migrationが最強』という記事を参考にしました。(「インストールが出来たら今度はIMPORTをクリックします。」からです。)

もしインポートを選択してエラーが出るようであれば、All-in-One WP Migration関連ファイルの権限を変更する必要があるかもしれません。

2016年9月27日 追記

WordPress管理画面からプラグインを追加できないっていうのはわたしの勘違いでした。

プラグインインストール時にFTP情報の入力を求められるので、「ホスト名」に「localhost」、「FTPユーザー名」に「kusanagi」、「FTPパスワード」にkusanagiのパスワードを入力して「開始」をクリックすればいいそうです。

SFTPで新サーバに画像データをアップロードする

All-in-One WP Migrationを使ってインポートしたデータには画像データが含まれていないので、別途SFTPで新サーバに画像データをアップロードします。

バックアップ用プラグインで旧サーバのバックアップを取る」の手順で、BackWPupで取得しローカルに保存したデータの「wp-content」フォルダ内にある「uploads」というフォルダを新サーバの以下のフォルダにアップロードします。

/home/kusanagi/(設定したプロファイル名)/DocumentRoot/wp-content

本来であればこのフォルダをアップロードするだけでいいはずなのですが、わたしの場合、なぜかハミングバードとその子テーマのファイルもインポートされていませんでした。

なので同じくBackWPupで取得したデータの「wp-content」→「themes」フォルダ内にある「hummingbird」「hummingbird_custom」の2つのフォルダを新サーバの以下のフォルダにアップロードしました。

/home/kusanagi/(設定したプロファイル名)/DocumentRoot/wp-content/themes

データ移行の作業はここまでです。

2016年9月29日 追記

テーマファイルがインポートされていなかったのは、ファイル権限の問題だったようです。使用しているテーマファイルの権限を一時的に変更すれば、テーマファイルもちゃんとエクスポートされます。

新サーバでブログの表示を確認する

ブラウザで自分のブログのURL(わたしの場合、https://miyatore.com)にアクセスし、新サーバの動作や表示に問題がないか確認します。

特に問題ないようであれば、サーバ側での作業はここまでです。

ローカルのhostsファイルを変更する」の手順で追加した1行は、この段階で削除するかコメントアウトしておきます。

DNSの設定を切り替える

最後に、インターネットからのアクセスが旧サーバから新サーバに移るようDNSの設定を切り替えればブログの移行は完了です。

わたしの場合、「miyatore.com」というドメインをムームードメインというサービスで取得し管理しています。

なのでムームードメインの『カスタム設定のセットアップ方法』というページの情報を参考に、「miyatore.com」と「www.miyatore.com」のAレコードを新サーバのIPアドレスに変更しました。

新サーバのIPアドレスは、「ConoHaにKUSANAGIの仮想マシンイメージを作成する」の手順でメモしたIPアドレスを使用します。

DNSの設定が完全に切り替わるまで、2〜3日かかることもあるようです。わたしの場合は、大体20時間程度で自分のPCから新サーバにアクセスできるようになりました。

移行後に発生したエラー

今回の移行は特に大きな問題もなく完了しました。

ただ、移行後にWordPressの管理画面からプラグインのアップデートをしようとするとエラーで失敗することがあり、確認してみたところどうやら該当のプラグインに関連するファイルの所有者や権限の設定の問題でした。

この点については他のファイルやフォルダに関しても確認が必要かもしれません。

まとめ

みや
ブログにアクセスできないという状況が発生することなく無事に移行が完了してホッとしています。次はHTTPS化だ!

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  • DNS移行までお一人でされたのですね!(∩´∀`)∩ワーイ
    次回があるときは、移行1日以上前にDNSサーバー側で該当レコードのTTLを60秒〜300秒程度に縮めておくとよいですよー。

    • みや

      コメントありがとうございます。
      無事に一人で移行できました〜(∩´∀`)∩ワーイ

      DNSの件、なるほどですね!
      覚えておきます、ありがとうございます♪