ぱっかーん奮闘記 10 : 罪悪感の正体

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新連載「ぱっかーん奮闘記」はじめます!

2015.11.30

ショッカーにはショッカーの正義がある

Beトレの説明が終わり、話はいよいよ本題へ。前回も書いた通り、この時のBeトレのテーマは「罪悪感」です。

心屋さんはまず、この世界には2種類の人間がいると言いました。

それは、仮面ライダーショッカー。世間一般からすれば、仮面ライダーは正義の味方でショッカーは悪者です。仮面ライダーは正しくて、ショッカーは間違っている。

しかし、ここで心屋さんはわたしたちに疑問を投げかけます。「果たしてそれは本当だろうか?」と。

仮面ライダーはいつも周りのことを見張っていて、ショッカーが悪さをしようものなら直ちに倒しにかかります。

でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。ここで言う「悪さ」というのは、仮面ライダーが考える「悪さ」なのです。言い換えると、仮面ライダーにとっての「正しさ」があり、その正しさに反した行動をしているショッカーを「悪者」とみなして倒そうとしている。

ではショッカーは、自分がやっていることを「悪い」ことだと考えているでしょうか?ショッカーもまた、自分が正しいと思うことをしているのではないでしょうか。

そう、ショッカーには、ショッカーにとっての「正しさ」があるのです。

仮面ライダーからすれば「やってはいけない」と思うことでも、ショッカーからすれば「やってもイー!」のです。ショッカーは自分のやりたいことやりたいようにやり、「やってはいけない」「こうあるべき」という他人の正しさに縛られず自由に生きているのです。

現実に当てはめると・・・?

仮面ライダーとショッカーの話は例え話ですが、これをわたしたちの身の回りの現実に当てはめてみるとどうでしょうか。

例えば、ある会社にAさんとBさんがいるとします。AさんはBさんの上司です。

Bさんはある日、自分の大好きなバンドがライブで地元にやってくることを知りました。ライブの日程を確認するとその日は仕事がある。しかし、Bさんはライブを優先したいと考え、仕事を休むことにしました。

Bさんが上司のAさんに有休取得願いを提出すると、AさんはBさんにこう言いました。「仕事の納期が迫っていてみんな残業しているのに、そんな理由で有休をとってもいいと思ってるのか!」と。

Aさんにとっては「やむを得ない理由がない限り有休をとらない」ことが正しいわけです。でも、Bさんは「自分にとって仕事以上に優先したいことがあるなら有休を取得してもイー!」と思っている。

そう、Aさんは仮面ライダーで、Bさんはショッカーなのです。

正しさはどうやって形成されるのか

AさんとBさんの話を読んで、あなたはどう感じましたか?

日本人の場合、意識している/していないに関わらず、Aさんと同じように考えている人が多いのではないでしょうか。「やむを得ない理由がない限り有休をとらない」方がいい。つまり、「頑張って働くことがいいことだ」と。

そしてAさんは自身が自分の都合で会社を休むと、罪悪感を感じるのです。「やむを得ない理由もないのに会社を休むなんて、悪いことだ」と。

では、そもそもなぜAさんは「頑張って働くことがいいことだ」と考えているのでしょうか?

生まれたばかりのころから、そんなことを考えているはずがありません。ということは、Aさんは「頑張って働くことがいいことだ」と教えられてきたのです。

誰から教えられたかというと・・・そう、「お母さん」なのです。

罪悪感の正体

子供のころ、お母さんに「頑張って働くことがいいことだ」と教えられてきた。だから、それに反した行動をするということは、お母さんを悲しませるということになる。

つまり、罪悪感の正体とは、「お母さんごめんなさい」の気持ちなのです。

もちろん、環境によってはお父さんであったり、学校の先生や会社の上司であったりするかもしれません。しかし、一般的にはお母さんであることが多いと心屋さんは言います。

「そうするのがいいことだ」と教えられてきたから、それが正しいと信じている。でも先ほどのAさんとBさんの例にもあったように、絶対的な正しさなど存在しないのです。

だからこそ、いま自分が信じている正しさに従って生きていくことに生きづらさを感じているのなら、もう「そうしなくてもいい」。お母さんを悲しませてもいい。ショッカーになってもイー!

ふと湧き上がってきた答え

わたしははじめてのBeトレでいままでの自分にはない考え方を提示され、大きな衝撃を受けました。

「わたしがいままで信じてきた正しさは、わたしではなく他人の正しさだった・・・?」

「そうするのがいいことだ」と思っていることを、しなくてもいい。お母さんを悲しませてもいい。

そう考えてみたとき、Beトレの前説でジェニーさんから投げかけられた問いに対する答えがわたしの中にふと湧き上がってきたのです。

「そうだ、一人暮らしがしたい」と。

 

To Be Continued …

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ぱっかーん奮闘記 11 : うまく伝えられない想いと母からの手紙

2015.12.30

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2015.12.17

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