後輩とのコミュニケーションに「ヤフーの1on1」を導入してみた話

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昨日、「ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法」という本の書評記事を書きました。

【書評】ヤフーの1on1(ワンオンワン)〜「これからの作戦会議」をしよう〜

2017.07.05

この本を読んで後輩とのコミュニケーションに「ヤフーの1on1」を導入してみることにしたのですが、「1on1」「コミュニケーション」とくればPoints of You®︎が使えるかも!と思い、わたしなりのやり方もプラスして実践しています。

そこで今回はわたしが後輩とのコミュニケーションに「ヤフーの1on1」をどのように導入し実践しているかについて、少し詳しくまとめておきたいと思います。

「ヤフーの1on1」導入について

とりあえず自分でやってみる

実は「ヤフーの1on1」を読んで「この制度が会社全体に普及したらいいな」と密かに思っています。が、それはさすがにハードルが高いのでまずは自分から始めてみることにしました。

あくまで個人の考えでやっていることなので独りよがりにならないよう、ちゃんと後輩の役に立っているかを確認しながら続けていきたいと考えています。

まずはわたしがどういう人間かを知ってもらう

「ヤフーの1on1」にも書かれていますが、1on1において重要なのは信頼関係です。

ヤフーの1on1における成功の定義は「部下が『話してよかった』と思えること」。そのためには「この人になら安心して話ができる」と感じてもらうことが何より大切です。

わたしが今回指導することになった後輩は今年の新入社員で「はじめまして」からのスタートだったので、1on1を実践する前にわたし自身の話をしました。

大学生の頃はパソコンが苦手だったのに、上司に憧れて入社を決めたこと。

入社してから自分のキャリアに悩んで一度会社を辞めてしまったこと。

でもご縁があって、またこの会社に戻ってきたこと。

戻ってきたからには全力で会社に貢献したいと思っていて、個人で活動していた経験も活かせるのではないかと考えて1on1を一緒にやりたいということ。

そして1on1は後輩のための時間であり、1on1を通してわたしにできる限りの支援をしたいということ。

最後に1on1の場で聞いたことは決して口外しないということも伝えた上で、一緒に1on1をやってみることにしました。

ちなみに実施するタイミングについては「ヤフーの1on1」で木曜日の15:00~17:00がオススメと書かれていたので、その時間内で30分に設定しています。

「ヤフーの1on1」実践について

最初はPoints of You®︎でアイスブレイク

「ヤフーの1on1」ではセッションの始め方として「今日は何を話そうか?」とボールを投げてみる(テーマが出なかった時のために自分でもテーマを用意しておく)というやり方が紹介されていました。

ただ、その前に軽くアイスブレイクを入れたいなと思い、わたしはこのタイミングでPoints of You®︎を使っています。

具体的には、Points of You®︎のカードを写真が見える形で適当に並べ、「この1週間を振り返って思っていること、感じていること」を思い浮かべながらピンとくるカードを1枚選んでもらいます。

そして選んでもらったカードを元にわたしからいくつか質問をして話を膨らませるといった流れです。

アイスブレイクからの流れで1on1のテーマを決める

Points of Youを使ったアイスブレイクをすると大体は1on1のテーマに繋がる話が出てくるのでそのまま少し話をして、ひと段落付いたら「他に話したいテーマは何かありますか?」と聞いて続けるようにしています。

アイスブレイクしているとここでテーマが出やすいのかな?と思うのですが、アイスブレイクなしではやっていないのでそこはなんとも言えません。

Points of You®︎に関しては、今はアイスブレイクのみに使っていますが、今後コーチングが必要なテーマが出てきたらPoints of Youを使ってコーチングセッションすることも考えています。

最適なのは「コーチング」か「ティーチング」か「フィードバック」かを意識する

書評記事にも書きましたが、1on1で学びを深める働きかけとしては「コーチング」「ティーチング」「フィードバック」の3つがあります。

後輩と話すときは常にこれらの3つを意識し、「今最適なのは『コーチング』か、『ティーチング』か、『フィードバック』か?」と考えながら話を進めています。

慣れてきたら自然と最適な判断ができるようになると思うのですが、最初の内は練習あるのみです。

最後は今後の行動について確認する

1on1の途中で後輩が「こうしてみます」と言ったり、わたしが「こうしてみたらどうか」と提案することがよくあります。

そういった今後の行動に繋がる内容についてはセッションの最後にもう一度振り返るようにし、さらに行動してみてどうだったかを1週間後のセッションで聞くようにしています。

行動する、あるいは行動が変わることで、1on1の意味が出てきますからね。

セッション後に振り返りメモを作成する

また、セッション後には覚えている範囲で振り返りメモを作成しています。後輩がどんな話をしてくれたのか、わたしがどういう質問やアドバイスをしたのかといった内容です。

この時に「○○という質問に対してわたしはティーチングをしたけど、ここはコーチングしてみても良かったかも」という気付きが生まれることも。

振り返りメモを作成することで1on1の質を少しずつ高めていくことができるのではないかと思っています。

おわりに~コミュニケーションを始めるのに遅すぎるなんてことはない~

実は後輩の指導を任されるのは今回は初めてではありません。入社して3年目の頃にも一度指導を任されたことがあります。

でもその時は後輩の質問に対する自分の回答に自信が持てず、また責任を取る怖さもどこかで感じていたので後輩とのコミュニケーションを避けてしまっていました。

その後わたしは仕事を辞めてしまい、後輩は後輩で立派に仕事を続けて確実に成長しているのですが、今年の新入社員の後輩もその後輩も、二人ともわたしにとって大事な後輩であることに変わりはありません。

そこで今回1on1を導入するにあたり、新入社員の後輩だけではなくその後輩にも声をかけることにしたんです。

今までコミュニケーションから逃げてしまっていたという意識がある手前、声をかけるのはかなりの勇気が必要でした。でもこの間やっと声をかけることができて、1on1をすることの了承も得られました。これから彼の話を聞くのがとても楽しみです。

コミュニケーションを始めるのに遅すぎるなんてことはきっとないと思います。もしあなたも後輩や部下とのコミュニケーションに悩んでいるなら、一緒に始めてみませんか?

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